ボウリング部の帰り、深夜の京急線の羽田空港行きに乗っていた。
ドアに一番近いところの優先席に座り、PSPでMHP3をしていた。
車内は空いている。
品川に到着。
何人か乗ってきたが、まだ車内は空いている。
席を譲るべき人はいないか探す。すぐ隣で立っている酔ったおじさんが
一番年齢高そうだが、譲るほどではなさそう。だいぶ眠そうだが。
とりあえず、座ったままMHP3を続行。レアお守りでねぇー。
青物横丁に到着。
気になって、さっきの酔ったおじさんを見たら、手すりにつかまって
ユラユラしながら立ったまま寝てる。よし、座って寝てもらおう。
腕をトントンとして、起きたところに
『どうぞ』
と言い、席を立った。
おじさんは呂律のまわらない感じで
「ありがとう、でも大丈夫だから」
と言って、なかなか座ってくれない。軽い押し問答が始まる。
『僕はすぐ降りるので、どうぞ座ってください』
「立会川で降りるのか?」
『平和島まで行きます』
「じゃあまだ座っとけ」
『はぁー』
座ってた席に逆戻り。みごとにミッション失敗orz
きっかけが出来たことで、おじさんに話しかけられる。
「ありがとうよ。でも、お前よりちょっとばかし年上なだけだ。大丈夫だ。」
「俺いくつに見える?」
『(いきなり振られてもー)50歳ぐらいですか?』
「60だ。お前はいくつだ?」
『35です。』
「そうか、俺はお前の親父より下だな。25になる娘がいるんだ。」
『そうなんですか』
酔った人に慣れてないので、対応するのが難しい。
このおじさんが60歳、娘さんが25歳ということは、娘さんが生まれたのは
おじさんが僕と同じ35歳のときなんだ。なんか不思議だ
こんなやり取りをしているうちに平和島に到着。
おじさんは意外としっかりしているらしく、僕が平和島で降りることも
平和島に着いたこともはっきりわかってるみたい。
『それでは失礼します。』
と断り席を立つ。このとき、おじさんの目に僕の左手が映ったらしい。
「35にもなって結婚してねえとはしょうがねえな!」
そんなこと言われると思ってなかったので、驚いた。
『すっ、すみません。お気をつけて。』
となぜか謝りながら電車を降りた。
今回の教訓
酔ったおじさんに席を譲ろうとすると、説教されるかもしれない
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