小学生、中学生の夏休み、僕は時間を持て余していた。
遅く起きて、宿題をやり、夜更かしをして、次の朝また遅く起きる。
何かやりたいことがあったら、こんな生活はしていないだろう。
このとき、人生に行き詰っているとは感じなかったと思う。
それを感じられるほど、自分の未来を具体的に想像できなかった。
想像を阻んでいたのは、可能性、希望と人が呼ぶものだったかもしれない。
この本に出てくる老若男女は、ある程度自分の未来を具体的に想像できて、行き詰まりを感じている人たち。
その中のひとりが掲示板に書き込んだ「カツ丼作れますか?」という質問。
その良くわからない質問をきっかけに、彼らは自分は自分と向き合う。
俺(私)は、これからどうしたいんだい?
舞台は夏。これは、夏休みに読む本にもってこいだね。
(ちなみに、六百六十円というのは、物語に出てくる食堂のカツ丼の値段です)
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