披露宴編はこちらからどうぞ。
披露宴が終わり、新郎新婦の見送りを受け外へ出た。
二次会まで二時間ぐらいある。どうしたものか・・・
しばらく外で、披露宴で久しぶりに会った人たちと話していた。
話題が減ってきたところで、二次会に出れない人は帰り、出る人はラウンジへ移動した。
二次会まで時間があると持て余してしまうが、ラウンジがあるとゆっくり出来て良い。
ゆっくりするだけなら駅の喫茶店でも構わないが、ラウンジほどくつろげないと思う。
ラウンジなら周りにいる人も結婚式の関係者だし、少々騒いでも気兼ねしない。
また、二次会を企画する側のメリットとしては、
- 二次会が始まる前にラウンジで受付が出来るので、二次会の会場での受付時間を短縮できる。
- 披露宴の参加者が密集するため、披露宴のテンションが維持しやすい。それにより、二次会が盛り上がりやすくなる(かもしれない)
ラウンジで気兼ねしないでくつろぐ。一緒にくつろいでいるのは、T氏、N氏、僕の相方、
僕の4人。
目の前にはバーカウンターがあり、飲み物が用意されている。
自由に取って飲むことが出来る。
自由に取って飲むことが出来る。
各人が好きな飲み物を持ってきて飲み始める。近況報告などをして一息ついた
ところで、N氏に話題を振ってみた。
「あの辺りにいる人と昔、湖に行ったの覚えてる?」
『そうだっけ?』
「覚えてないのか」
覚えてないのも無理はない、昔の話だし。
ちなみに言うと、キミは車を出していたよ。その車は、新郎の同僚の・・・
話がそれるからこの辺でやめよう。
『あっ、思い出した!』
僕にとっては終わった会話だったので、どうしたんだろうと思う。
「ん?」
『車バンバン叩く人だよね?』
「まあ、確かに・・・。そういうこともあった。」
しかし、思い出すにしても他に特徴なかったのか!
そんな昔話をしていたら、自分達のグラスがなくなっていた。
ラウンジの人が片付けたようだ。まだ、ツーフィンガー以上残っていたんだが。
ウーロン茶が。
残っていたのはN氏も同じだったらしい。
『あれ、普通片付けないでしょ。』
「うん。結構残ってたしね。でも、片付けられちまったものはしょうがない。」
ここで、あるセリフを思いつく。
「次に片付けられそうになったら言ってください。」
『なんて?』
「まだ飲むー(駄々こねる風)」
『いわねぇよー』
「いってくれよー」
N氏が面白いので退屈しない。
アルコールが入っているせいか、もうN氏ワールド全開。
N氏がニコニコしながらねだる感じで
『あのさ』
「なんだい?」
『カシスオレンジ飲みたいんだけど』
「なに言うかと思ったら」
カウンターから取ってくればいいと言う前に、カウンターを確認。
カシスオレンジはない。だが、カシスソーダとオレンジジュースはある。
「カシスとオレンジジュース混ぜてもらえば?」
『やってくれるかな』
「大丈夫!頼めばやってくれる」
ゆっくり立ち上がり、カウンターに向かうN氏。
カウンター担当の女の子を呼びとめ、話している。
戻ってきたN氏は、手に赤とオレンジが混じった飲み物を持っていた。
うまくいったようだ。
『二次会の受付を始めます。』
二次会幹事から声がかかる。4人でぞろそろと受付場所に向かう。
会費を支払うと、手作りのチケットを渡された。右上に”C”と印刷されている。
イベントでチーム分けをするために使うらしい。
僕達は別々のチームに振り分けられた。
席に戻り、くつろいでいたら二次会開始の時間になった。
ぞろそろと会場へ移動する。
T氏は、二次会準備の様子を見に行った。T氏は前から二次会打ち合わせに
参加していたらしい。
僕は、Cグループのテーブルの近くにある椅子に座った。N氏と相方もついてくる。
そばに飲み物がもらえるカウンターがある。
「ふたりはこのテーブルじゃないだろ?」
『だって誰も知り合いいねぇんだもん』
気持ちはわからなくもない。でもさ、知り合い分断するのは、知らない人と
交流して欲しいという二次会運営側の希望なんじゃないかな。
まわりは知らない人ばかりという、つり橋効果があるし、あとは努力しだい?
頑張れN氏。俺の分まで。
のどが渇いたので、カウンターでウーロン茶をもらって来た。
N氏がちょっと不満そうだ。
「自分の分は、自分で持ってきてくださいね」
カウンターを見るN氏。そして、
『カシスオレンジねえじゃん』
「カシスとオレンジジュースあるから大丈夫だよ。また作ってもらえばいいじゃん。」
(どんだけ好きなんだよ、カシスオレンジ)
N氏、再度カウンターを確認。
『なんか作ってくれなさそうだよ!上の人と違うもん』
言われてみれば確かに。上のラウンジの人と違い、容姿からちょっとシャープな
印象を受ける。
お互い、頭の中に「シャープな感じの人=優しくない」という等式を持っているらしい。
ただの苦手意識と妄想の産物だ。いや、もしかしたら経験則かも。
「とりあえず聞いてみたら?」
カウンターへ向かうN氏。しばらくしてカシスオレンジを持って帰ってきた。
「作ってもらえたじゃん」
『オレンジジュース入れたときちょっと水っぽかったんだけど!100%じゃねぇとダメなんだよ!』
この人は、どんだけカシスオレンジにこだわり持ってんだよ!
テーブルにあった乾杯用のシャンパンを、いきなり飲もうとした人を止めたりしながら
二次会の開始を待つ。
そして、二次会開始。新郎新婦が入場してメインテーブルに着席。
開演の挨拶→乾杯→ご歓談タイム。
うーん、ちょっと予期していたが
撮るものがない!
反面、何か撮りたい欲求はある。試しに実況してみる。
二次会を進めている人は二人いて、それぞれリラックマ、コリラックマの着ぐるみを
着ている。
リラックマの人が司会進行。コリラックマの人がビンゴ大会の準備をしていた。
会場をざっと撮ってみる。お腹が減っているのか、みんな良く食べている。
最後に酔っ払いN氏と相方を撮って、実況終了。
見る人を苦笑いさせる映像を1本獲得。
無理しても、苦笑い映像Ver.2が出来るだけなので少しおとなしくしていよう。
新郎新婦のところへ記念撮影に来る人たちを撮ったりして、しばらく経ったころ
後ろから声をかけられた。
『あの、すみません』
振り向くと、女の子が立っていた。ショートカットの小柄な女の子だ。可愛らしい。
年の頃は20代前半かな?
この子がドリンクカウンター担当だったら、カシスオレンジを頼むのに躊躇は
しないだろう。もしかしたら、飲むピッチが上がるかもしれない。
うーん、声をかけられた理由がわからない。この会場に一回りも年齢が離れた
知り合いはいないと思う。残念ながら。
とりあえず用件を聞いてみよう。
「なんですか?」
『披露宴でビデオ撮影してた人ですよね?』
「はい」
『披露宴に来れなかった上司が来ているんですが』
「はい」
『ビデオメッセージを撮ってもらえませんか?』
「ありがとうございます。よろこんで♪」
上司さんは、明るくておもしろい人だった。
こんな依頼をされたのは最初で最後だったが、撮影担当として存在意義を
果たしたと思う。
ご歓談の後は、ビンゴ大会。
ビデオカメラを慌しく動かす。
番号を読み上げる新郎新婦→司会進行リラックマ→プレゼントを渡すコリラックマ
→自分と同じテーブルの人たちの様子→番号を読み上げる新郎新婦・・・
左手一本でビンゴカードに穴を開けるのが辛い。右手はビデオカメラで塞がれている。
左手側の人には、その僕の姿がよほど辛く見えたらしい。
「ビンゴカード見てましょうか?」
とっさにその人を見る。スラリとした、シャープな中にやわらかさを持った美人だった。
だいぶ前からわかっていたことだけど。
僕は条件反射のように反応する。
「ありがとうございます。大丈夫です。」
この場面でのベストアンサーはそれじゃねぇ!と思う方はコメントください。
そんなことしている間に、相方が激落ちくんをゲットしていました。
水槽の掃除に使ってみたいと思います。
ビンゴに続いて、新郎新婦知識クイズ。
ルールは、司会者が新郎新婦に関する問題を読み上げて、新郎が箱の中から出席者の
名前が書いてある紙を引く。紙に書いてある名前の人が問題に答えるというもの。
問題は難しくなく、回答者はランダムに決まる。普通に考えたらハプニングを
挟む余地はない。だが、それは起きた。
回答者として、ある女性が指名された。その女性は見事正解し、前でプレゼントを
受取り自分の席に戻ろうとした。その声の主は新郎だったろうか。
『あっ、もうひとつプレゼントがあるので戻ってください。あと、旦那さんも来て下さい。』
前に並ぶ女性と旦那さん。彼らは前日に結婚式を挙げたらしい。
そういえば新郎に、前日に結婚式をする人が職場にいると聞いた気がする。
『結婚式が1日違いというのは、何かの縁だと思います。これからもよろしくお願いします。』
まったく、粋なことするねぇ。
と、ここで疑問が。回答者をランダムで選んでるのに、タイミング良すぎない?
このトリックが解けたら、二次会とかで使えるかもしれない。そこで
「謎はすべて解けた!○○の名にかけて」と思う人はコメントください。
アカギ、カイジに出てきそうなトリック大歓迎!
その後、新郎の体を張った「求婚シーン再現」があり大いに盛り上がる。
そして、二次会も無事終了。後は帰宅するだけと思いきや
「チェキ撮ってない人はお願いします!」
あー忘れてた。というか、どうやって逃げようか考えてた。
逃げたい理由は、気の効いたコメントが思い浮かばないから。
「結婚おめでとう!末永くお幸せに!」は悪いと思わないが、出来れば
ひねりを加えたい。
でも、二次会を見てて考え方が変わった。
リラックマとコリラックマ、着ぐるみ着て暑いだろうに頑張ってました。
(音声担当さん、ごめんなさい。最後に気づきましたOrz)
目の前でチェキを一生懸命撮る二次会担当の人も同じ。
僕がここで逃げれば、目の前の人の苦労はどうなるんだろう。
目の前の人に頼んでチェキを撮ってもらう。が、僕はかなりリラックスしていたらしい。
シャッターを押したその人の顔が「あっ」という形になる。
撮られた方もちゃんと自覚していますよ。
しばらくすると、チェキの画像が鮮明になった。そこに写っていたのは
立って寝る人
実際は目をつぶっただけなんだけど、体の斜め具合といい立って寝てる感じ。
さて、なんて書こうか。
「結婚おめでとう!末永くお幸せに!」は写真的に絶対無いな。
うーん、よく考えたら「結婚おめでとう!」というフォーマルと、ひねるというカジュアルを
混ぜようとするから難しいんだ。
どっちかに寄ろう。もちろんカジュアル方向へ即決。
あとは素直に今の気持ちを書けばいいんだ。では、一日を総括すると?
フレーズは思いついたが、漢字があやふやだ。ひらがなでいいか。
「さつえいたのしかったです!」
(撮影楽しかったです)
では最後にこの場を借りて
「ご結婚おめでとうございます。末永くお幸せに!
今後とも家族ぐるみでよろしくお願いいたします」
年の頃は20代前半かな?
この子がドリンクカウンター担当だったら、カシスオレンジを頼むのに躊躇は
しないだろう。もしかしたら、飲むピッチが上がるかもしれない。
うーん、声をかけられた理由がわからない。この会場に一回りも年齢が離れた
知り合いはいないと思う。残念ながら。
とりあえず用件を聞いてみよう。
「なんですか?」
『披露宴でビデオ撮影してた人ですよね?』
「はい」
なんとなく見たことがある人だと思ったら、披露宴で顔を合わせていたらしい。
今も頑張ってます。出来たら被写体ください。『披露宴に来れなかった上司が来ているんですが』
「はい」
『ビデオメッセージを撮ってもらえませんか?』
「ありがとうございます。よろこんで♪」
上司さんは、明るくておもしろい人だった。
こんな依頼をされたのは最初で最後だったが、撮影担当として存在意義を
果たしたと思う。
ご歓談の後は、ビンゴ大会。
ビデオカメラを慌しく動かす。
番号を読み上げる新郎新婦→司会進行リラックマ→プレゼントを渡すコリラックマ
→自分と同じテーブルの人たちの様子→番号を読み上げる新郎新婦・・・
左手一本でビンゴカードに穴を開けるのが辛い。右手はビデオカメラで塞がれている。
左手側の人には、その僕の姿がよほど辛く見えたらしい。
「ビンゴカード見てましょうか?」
とっさにその人を見る。スラリとした、シャープな中にやわらかさを持った美人だった。
だいぶ前からわかっていたことだけど。
僕は条件反射のように反応する。
「ありがとうございます。大丈夫です。」
この場面でのベストアンサーはそれじゃねぇ!と思う方はコメントください。
そんなことしている間に、相方が激落ちくんをゲットしていました。
水槽の掃除に使ってみたいと思います。
ビンゴに続いて、新郎新婦知識クイズ。
ルールは、司会者が新郎新婦に関する問題を読み上げて、新郎が箱の中から出席者の
名前が書いてある紙を引く。紙に書いてある名前の人が問題に答えるというもの。
問題は難しくなく、回答者はランダムに決まる。普通に考えたらハプニングを
挟む余地はない。だが、それは起きた。
回答者として、ある女性が指名された。その女性は見事正解し、前でプレゼントを
受取り自分の席に戻ろうとした。その声の主は新郎だったろうか。
『あっ、もうひとつプレゼントがあるので戻ってください。あと、旦那さんも来て下さい。』
前に並ぶ女性と旦那さん。彼らは前日に結婚式を挙げたらしい。
そういえば新郎に、前日に結婚式をする人が職場にいると聞いた気がする。
『結婚式が1日違いというのは、何かの縁だと思います。これからもよろしくお願いします。』
まったく、粋なことするねぇ。
と、ここで疑問が。回答者をランダムで選んでるのに、タイミング良すぎない?
このトリックが解けたら、二次会とかで使えるかもしれない。そこで
「謎はすべて解けた!○○の名にかけて」と思う人はコメントください。
アカギ、カイジに出てきそうなトリック大歓迎!
その後、新郎の体を張った「求婚シーン再現」があり大いに盛り上がる。
そして、二次会も無事終了。後は帰宅するだけと思いきや
「チェキ撮ってない人はお願いします!」
あー忘れてた。というか、どうやって逃げようか考えてた。
逃げたい理由は、気の効いたコメントが思い浮かばないから。
「結婚おめでとう!末永くお幸せに!」は悪いと思わないが、出来れば
ひねりを加えたい。
でも、二次会を見てて考え方が変わった。
リラックマとコリラックマ、着ぐるみ着て暑いだろうに頑張ってました。
(音声担当さん、ごめんなさい。最後に気づきましたOrz)
目の前でチェキを一生懸命撮る二次会担当の人も同じ。
僕がここで逃げれば、目の前の人の苦労はどうなるんだろう。
目の前の人に頼んでチェキを撮ってもらう。が、僕はかなりリラックスしていたらしい。
シャッターを押したその人の顔が「あっ」という形になる。
撮られた方もちゃんと自覚していますよ。
しばらくすると、チェキの画像が鮮明になった。そこに写っていたのは
立って寝る人
実際は目をつぶっただけなんだけど、体の斜め具合といい立って寝てる感じ。
さて、なんて書こうか。
「結婚おめでとう!末永くお幸せに!」は写真的に絶対無いな。
うーん、よく考えたら「結婚おめでとう!」というフォーマルと、ひねるというカジュアルを
混ぜようとするから難しいんだ。
どっちかに寄ろう。もちろんカジュアル方向へ即決。
あとは素直に今の気持ちを書けばいいんだ。では、一日を総括すると?
フレーズは思いついたが、漢字があやふやだ。ひらがなでいいか。
「さつえいたのしかったです!」
(撮影楽しかったです)
では最後にこの場を借りて
「ご結婚おめでとうございます。末永くお幸せに!
今後とも家族ぐるみでよろしくお願いいたします」
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